ついに廃止された、旧・菊水山駅を訪問(その2)

2005年3月から休止となったものの、それは廃止にすると施設撤去をしなければならないもののその費用が無いため、という廃止寸止め放置プレーだった菊水山駅。

しかし、ついに2018年3月に廃止されてしまいました。車窓からは秋になってもホーム等が概ね残存している様が見て取れますが、外側は廃止から半年経ってどうなっているのでしょうか。


朝ラッシュ撮影      

ラッシュ後撮影 車庫手前(⑥) 車庫裏(⑦)

廃線跡   

菊水山駅跡   


ダム方向から縦走路を歩いて駅入り口にたどり着きました。駅入り口の柵から覗いた駅。客の出入りは13年間ないですが、まだ結構しっかりしているように見えます。

そして、ここから外界への出口を見たのがこちら。

つまり、駅前大通り!

さすが100万都市。階段がしっかりコンクリ施工されています。いや、しかし飯田線の田本駅もホームから続く階段はコンクリ施工だったな確か…

でも田本駅の階段はめっちゃ急でしたからね。菊水山駅の階段は一般的な橋上駅舎などの階段より緩いです。バリアフリー!

ちょっと歩くとこんなに明るい感じになりました。

かつてこの駅で降りたことがあります。神鉄は既に新線になっており、ダムはまだ本体が無かった記憶があるので、2000年ごろではなかったかと思います。

乗客の好奇の目を浴びつつ降りた菊水山駅。夕方とは行かないまでも既に陽が傾いた午後で、空は明るいものの東向き斜面のこの駅は既に薄暗くなりかかっていました。。

階段自体は今と変わらないのですが、縦走路を歩くハイカーももはやおらず、早くも街灯の明かりがポツポツとついたその階段はかなり寂しげだったのを覚えています。

いや、階段に変わっている部分がありました。

かつて頼りなげに点いていた街灯、今は支柱だけを残して明かりはすべて失われていました。休止中にすでに構内踏切は撤去されていましたし、街灯も廃止前から撤去されていたのでしょうか。

夕暮れにいったらいよいよ寂しそうですねえ。ただ今は午前ということもあって、めちゃめちゃ明るいですし、10分おきくらいにハイカーとすれ違いますから廃墟的な印象はありません。まさにここでもすれ違いました。

そういえばかつて降りたときも、寂しげではあったんですが、怖いというような感じでは無かった記憶があります。石井ダムの本体はまだありませんでしたが、その事前工事はたけなわで、川の上にダンプ用の仮設橋があったりして(今は不自然に谷底の平場が段差であったりする場所だと思います)、槌音は聞こえていたからです。

また今もそうですが数百m南で烏原川を渡る山麓バイパスの高い橋が見えるし、走行音はよく聞こえるため、小和田や田本のように自然の音以外に聞こえるものがないということもありません。(まあ田本と為栗でも地元住民に遭遇しているのですが…)

さてサロE231の1階席からホームの女性を見上げるがのごとく、駅を覗き込みます。

待合室…いや、「室」ではないか…ともかくベンチと屋根があった待合所。こちらから見る限りなんら手を加えられた様子もないですね。どこにでも現れるスプレー落書き族すらいない。

駅全体の雰囲気にすればごっついホーム構造物も手摺含めて健在。

さらに降りるとまた林の中に入るようになります。

上にホームが見えるので、駅出口からは100mも離れていませんが、高低差は既に10m以上ありそうです。ここはかつて若干斜面が崩れたのか、がれてる上に草が生えています。ここにはトラロープと立入禁止のそれほど古くなさそうな掲示がありました。

こちらもちょっと滑りそうですが登りやすそうな緩斜面。やはり掲示があります。

もしかして、ここから登って侵入する輩がいたのでしょうか…いかにもいそう…私は汚れるのが嫌なので神戸電鉄に登ってくれと頼まれてもスルーします。

さらに降りて振り返ったところ。階段ではない場所もありますが、コンクリ舗装はされています。ちょっとした丘陵地の公園にもありそう。

おお、車だ!きっと駅前ロータリー!

つづきます。


朝ラッシュ撮影      

ラッシュ後撮影 車庫手前(⑥) 車庫裏(⑦)

廃線跡   

菊水山駅跡   


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