近鉄80000系「ひのとり」シートに体験着席!展示ならではの違う部分も

2019年8月30日に発表された近鉄80000系「ひのとり」。翌31日からは早速プレミアムシートの展示・着席体験キャラバンがスタート。最初は大阪上本町駅で行われ、早速体感してきました。ただ展示ならでは、実車と違う部分も。


ということでこちら、大阪上本町駅の地上改札を出たところです。

何やら人だかりがあり、近づくと…

近鉄百貨店との間のコンコースに体験コーナーが!

そしてこちらがその新車用のシート。

着席体験は10:00から16:00までです。

けっこう並んでいましたが、1回1-2分とのことで、それほどかからなさそうだったので並んでみます。

シート脇にはまさに製作中の80000系の映像を含む動画が流れており、見ながら待つことができます。

あとパンフレットも配られていました。

で、それらを見ながら待っていると…

順番が回ってきました。こちらがそのシート。高級感ありますね。

流行りの電動バックシェル構造でで、前や後ろが気にならない構造です。まあ、前に夜行バスでこちらのヘッドレストに足を載せてきやがったクソ野郎がいましたので、世の中何があるかわかりませんが…

話が完全に逸れましたが、着席。下がリモコンです。

右上のボタンが左肩上付近にある読書灯が点灯。その下ふたつは、「倒す」「起こす」のプログラム動作。シートの絵柄に描かれている4つの「>」のボタンは背もたれ・フットレストの独立動作です。また、シートの絵柄・中央にある赤いボタンは背中部分にあるヒーターを点けるものだそうです。そんなのもあるんですね。

またリモコンが付いている肘掛けは上に開いて机が出てきます。折りたたんで片側のみという形と、開いて両側に渡すこともできます。

ところで、シートをリクライニングすると、靴が前の座席に接触。まあまあガッツリ当たるというか、フットレストと前の席で「靴がはさまる」という表現が適切なくらい。下の写真のようにフットレストを上げると足が衝突します。

「え、コレ大丈夫なん?」と思っているとすかさず係の女性が「実車ではこれより30cmほど広い作りですので、大丈夫です」。どうやら展示用に少し狭く作っているらしいですね。びっくりしましたが、こちらの視線を見てすぐに言いに来たところを見ると、体験した人みんな思うことのようですね。

確かに、下のモニター画面に表示されている座席のCGと展示されている座席では、幅が違うようにも見えます。

30cmも広い実車なら靴が挟まるなんてことにはならないでしょうが、この展示用座席に関しては、前の座席の後ろ側は1ヶ月したらボロボロになっているのでは…?

座り心地はとても良かったですよ。あと、後ろのボードやイメージ映像を見る限り、プレミアムシートは西武001系「Laview」ばりに窓位置が低くなりそうですね。これも今後の流行りになっていくのでしょうか。

展示・シート体験のキャラバンは週替りで場所を移動します。土日は体験後にクリアファイルが(ほぼ100%)貰えるチャンスがありますが、平日は座るだけらしいのでご注意を。

ご覧いただきありがとうございました。


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