JR桂川駅で進む、櫛型ゴム設置によるホーム改良の状況

2019年12月より、JR京都線の桂川駅で行われているホームの改良。ホーム1月下旬時点ではどうなっているのか、見てきました。


桂川駅に降りて、目に止まったポスターがコレ。

ホームと列車との間にある隙間を、櫛型ゴムの設置で削減する工事のようです。阪急の十三駅などでも行われている最近流行りのやつですね。

この駅のホームと列車との隙間に関する問題意識は相当で、隣には注意喚起を促すポスターが。

コンコースにも別のポスターが。

さらには隙間がより少ない場所に列車がくるよう、停車位置まで変えたそうで。

どうやら本当に相当転落例が多いみたいですね。日中も列車到着時に立ち番が出るのは伊達ではありません。

列車が到着すると、列車とホームとの隙間がかなり広いのがわかります。さらにカーブ外側にあたる列車のドアは少し上を向くため、段差も広がっており、隙間は左右の距離以上に広いのです。

これは転落が多くなるのも頷けます。

では、その改良の様子はどうでしょうか。ホームの様子を見てみます。

ホーム京都方に、ホーム端の部分がキレイな色で新しくなっていることを伺わせる場所がありました。

これが改良部分ですね。赤いのが櫛状のゴムのようです。

天板となっているゴムの下に、縦並び=櫛状にゴムがあり、重量をある程度支えつつ列車と接触しても良いようになっているようです。

未施工部分との差はこんな感じ。

数センチ増えただけですが、その効果はどんなもんなんでしょう?

設置はまだ京都方4両程度で、全体に行き渡るのはこれからという感じです。

列車がやってきました。

おお、櫛型ゴムがある部分とない部分の差がめっちゃ明確!

わずか数センチのゴムですが、そのおかげで隙間が大きく減っていることがわかります。

技術の進歩ってすごいなあ(小学生並みの感想)

ちなみに先程の停車位置を変更する旨のポスターですが…

よく見ると「ダイヤ改正から」とあるものの日時は3月16日。2019年の改正じゃん。一年貼りっぱなしでした。

ご覧いただきありがとうございました。


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