2002年の小田急登戸駅時刻表。湘南急行、分割併合、6両編成…(その2)

引越の整理中、2002年の登戸駅ポケット時刻表が出てきました。種別に行先、分割併合と、いろいろ今は無いモノが。だらだら文を書いていますが。とりあえず画像をお楽しみくださいませ。


前ページで凡例を見たのに続いては、メインの時刻表部分です。

まずは上り。

準急の経堂通過があるものは前項で触れたとおりです。朝ラッシュに運行されない多摩急行は経堂通過がありませんね。あとこの当時から3本だけ千代田線直通急行があったんですねぇ。印象薄…

急行と多摩急行が続行しています。
この時代の急行は経堂通過なので、続行しても経堂に停車という差があります。一方で多摩急行は向ヶ丘遊園を通過。経堂と向ヶ丘遊園に停まるか停まらないかという差はあれ、新百合ヶ丘から代々木上原までほぼ同じ停車駅で続行というのは贅沢な話。多摩線をなんとかしよう、という意気込みの表れでしょうか。

多摩急行の経堂停車は、2001年までは30分に1本新宿発着の準急(経堂停車)があったので、その後継でしょうね。準急のときは、たしか新百合ヶ丘で急行の退避だったので、登戸~新宿では急行と5分程度の差があり他の停車駅にも多少なりとも恩恵があったような記憶があるのですが。

あとは6両編成の存在。早朝とはいえ、急行も6両があったんですね。日中の各停も意外に6両が多い印象。増解結が当たり前にあった時代の産物ですね。増解結自体が全国的に減っていると思いますが、その中でも小田急は象徴的でしょう。

で、下り。

やっぱり目につくのは、湘南急行と圧倒的な増解結の多さ!
こんにちのダイヤの先鞭となった湘南急行があって、一方で分割併合があるというのも、いかにも過渡期で良いですねぇ。

増解結については、ほとんどの急行で二つの行先が表示されています。このころは「ホームの分割案内板Aを境に、前6両は、急行…」という自動放送がしょっちゅう流れていましたね。
子供心に『「A」しか無いのに「A」って言う必要あるんだろうか?』と思っていた記憶があります。

湘南急行と多摩急行は、下りでは続行しています。私は最初、てっきり湘南急行は快速急行のイメージで成城学園前に止まらないのではと思い込んでいたので、登戸でも2分差だったのを見て「経堂か成城学園前で追い抜いたんだっけ?」などと思ってしまいました。
でも湘南急行は南林間・長後が通過のほかは急行と同じ停車駅でしたね。そもそも快速急行(2018年改正まで)と同じなら、登戸にも停まってないはずだ…

みなさまいかがでしょうか?いろいろ発見があるのではないかと思います。

ご覧いただきありがとうございました。


↑ページトップに戻る



%d人のブロガーが「いいね」をつけました。