【2020ダイヤ改正】阪神ダイヤ改正、区間急行が初めて?青木に進出

阪神電車の2020年3月ダイヤ改正が発表されました。いくつか気になることがありますが、そのひとつが区間急行について。青木始発列車が復活するとともに、おそらく区間急行初の運行区間となるようです。


もともと青木駅は区間特急の始発駅でしたが…

青木駅始発だった区間特急は前回2016年のダイヤ改正で御影始発に変更されました。それが4年ぶりに2列車のみですが青木始発が復活します。

(5) 一部急行の運行区間・列車種別の変更

平日の朝ラッシュ時間帯に運行している西宮駅始発の上り急行2列車を青木駅始発の区間急行(6時42分発、53分発)に

変更(停車駅:芦屋、西宮、今津、甲子園、鳴尾・武庫川女子大前、武庫川、尼崎、千船、野田、福島)し、青木駅・芦屋駅から

大阪梅田方面への利便性を向上するとともに混雑率の平準化を図ります。

そう、面白いのが区間急行として運行されること。

区間急行は昭和34年4月に夕ラッシュ時に登場、翌35年9月に朝ラッシュに登場しましたが、以後ずっと甲子園~梅田の運転だったようです。それが正しければ、初の甲子園より西への延伸ということになります。種別や停車駅の変更が多い阪神としてもエポックメーキングなことなのでは。

鳴尾・武庫川女子大駅に停車する区間急行

また、始発列車としての復活の面では、区間特急が区間急行への変更とはなりますが、区間特急運行前の時間なので青木芦屋にとっては単純に増発になりそうですね。

それにしても延長部分は急行停車駅のみの停車となりました。区間特急は香櫨園まで各停なので、深江打出香櫨園は区間特急が停まるのに区間急行は停まらないということになります。快速急行だけではなく、本線における最下位の優等列車である区間急行すら「特急」を冠する列車よりも停車駅が少ない区間が出現するとは。しかも同じ「区間」を冠する朝ラッシュ限定列車同士での逆転。きっと直特や普通の間にうまく差し挟むための選択なんでしょうが、停車駅の順位逆転が好きな阪神らしい設定ですね。

甲子園で折り返す区間急行と並ぶ区間特急

で、ここからは気になること2つ。

もともと青木始発の区間特急は石屋川車庫から回送で青木に送り込んでそのまま運用についていたそうですが、今回はどうなるのでしょうか。青木駅高架化でせっかく新たに設置した折り返し線を利用するのかが気になるところ… 
西宮始発の急行って尼崎から回送でしたっけ?それなら使用するかもしれませんね。

青木駅の神戸方。奥に引上線が1本設置されました

運行時間的には西宮6:50発と7:00発の急行にそのまま繋がるのでしょうが、現在の急行は梅田まで逃げ切って直特の直前に滑り込むので、鳴尾・武庫川女子大前千船、福島が停車駅に増える分、千船か野田での直特退避に変更になるのかもしれません。でも現在の阪神本線の朝ラッシュって、西宮→梅田については混雑緩和のため基本的に先発先着でしたよね。せっかく「混雑率の平準化を図ります」として運転区間延長するのに、途中で退避したらむしろ今より悪化しそう。やっぱりなんとか工夫して先着させるんでしょうか?

神鉄が具体的なダイヤの発表を2月25日としているので(「【2020ダイヤ改正】神戸電鉄の丸山駅・鵯越駅も日中30分間隔に減便か?」より)、阪急阪神グループで統一しているとすれば、阪神もその日になることでしょう。発表が楽しみですね。

ご覧いただきありがとうございました。


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