180814 十三駅3号線ホームドア設置で撮影環境の変化は

阪急十三駅に過日ホームドアが設置されました。設置によって撮影環境はどうなったのか、確認してきました。

十三駅といえば阪急でも駅撮りのメッカですが、ホームドアが設置された3号線からの宝塚線上下列車や京都線の撮影はまたメジャーだと思います。

特3号線からの宝塚線下り列車撮影は、梅田寄り8号車あたりから正面を狙うというパターンもあるので、それがホームドアでどうなるのかというのは心配なところがありました。

ということでようやくにして見に行ったのですが。

↓8両目付近。よく見る感じのホームドア。これは上からいけそうですね。

8号車を過ぎると、同じ高さの柵が設置されていました。もう下り列車は10両運転をすることはない、ということですね。

8号車の付近から撮影したのが↓です。望遠を使えば、ホームドアごしでも以前とほぼ変わりなく撮影はできますね。

ただ、望遠が足りなかったり、向きを誤ると、↓のように右下にホームドアや柵の影がやはり入ってしまいます。

また、ホームが狭くなったぶん、通行者が狭い範囲に集中するようになりました。これは留意すべき事項でしょう。

↓京都線は前と同じ。

一方で宝塚方はほぼ変化はなく、撮影環境は変わらずでした。


ところで、阪急最初のホームドアがなぜこのホームだったんでしょうね?

思うに、
・利用者の多さ
・カーブして車掌の視界が悪い

ことは間違いないですね。ただこれだけなら京都線の5号線と同じ。
違いを上げるとすれば、

・下りが8両3ドアに統一されている
ということに加え、

・神戸線上り特急の発着タイミングから駆け込み乗換が多くなりがち

ということが大きな理由になっている気がします。日中の特急は下り急行に数十秒間に合わず、夕方は下り普通とギリギリというパターンが多くみられるため、日中は急行が遅れると駆け込みが、夕方は普通への駆け込みがよく見られます。

大声で駅員が駆け込みをしないようアナウンスしているのも良くみるのですが、そもそもこんな駆け込みを促すようなダイヤにしているのもどうかと思うのですが…

直通相手は夕方の能勢電だけですし、宝塚線だけ梅田発時刻を2分くらい繰り下げてもらったら利便性も安全性も大幅にあがるんじゃないかと思うのですが。宝塚の今津線接続が現状3分なので、それだけがネックですかね。いや、十三より宝塚を優先しているとは思えませんが。

でも阪急は3線同時発車が無くなるのは「阪急らしさ」が無くなって嫌かもしれませんね。新型1000系では、雨の日はドアの上から雫がボタボタ垂れるとか、未だに他の鉄道会社とは異なりドア脇スペースも座席仕切りも小さくして乗降のしやすさや立客よりも座席数と車内の見通しを優先するとか、「阪急らしさ」が快適性の最大の基準となっている気がしますし(偏見)。

↓同時到着した神戸線特急と宝塚線普通。まだ時間的余裕があるほう


最後はただの元阪急ユーザーの愚痴でした。

ところで、ホームドアはまだ設置されたのみで運用はされておらず、ドアは閉まりません。そのため警備員が1両に1人以上(駆け込みが多い後ろから2両目と4両目は2-3人)が貼り付きになっています。(加えて駅員とラッシュ時アルバイト)

黄色い線のホームドア側を通る客にはすぐに声掛けをしに行っていたので、ホームドアが気になっても撮影時はいつも通り黄色い線の内側からしなければなりません。


↑ページトップに戻る



[ad#ad1]

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。